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石綿飛散防止、法改正へ…!!

              環境省   濃度測定を義務化 
 解体工事現場でアスベスト(石綿)が飛散する問題が全国で生じていることから、環境省は大気汚染防止法を改正し、ずさんな工事への監視を強める方針を固めました。来年の通常国会に改正法案の提出をめざします。
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  アスベストを含む建物の解体や改修時には、自治体への事前の届け出や、現場をシートで覆うなどの飛散防止策をとることが、大気汚染防止法で義務付けられています。しかしコスト削減や作業短縮のため、こうした手続きや対策をとらない業者も少なくないとみられ、規制強化を求める声が自治体などから出ていました。
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  現在は届け出があった業者の現場にしか立ち入り検査をする権限がありませんが、法改正で届け出の有無を問わず立ち入れるように権限を拡大します。さらに工事現場周辺でのアスベスト濃度の測定を、解体・改修業者に義務付ける方針です。
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  尚、アスベストの飛散は、被災地でも問題になっています。仙台市では昨年11月、被災して閉鎖したホテルで業者がアスベストの除去をしないまま解体を進め、WHO(世界保健機関)が定めた基準の36倍というアスベストが飛散した事を市の調査で確認されました。被害を受けた8県の工場・ビルなど20ヶ所の解体・改修現場の内、宮城、茨城、栃木の3県4ヶ所で飛散が確認されています。
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  写真は事務所前の寺院の狛犬です。この狛犬は実は瀬戸物なんです…経年の破れ欠けやヒビ等、台座を含めてあちこちをモルタルで補修してあります。
by folgate | 2012-06-10 19:38 | その他色々
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